アトリエトピックス


RSS

2015.08.12
素材 ーワニ革の種類ー

1.jpg  カミーユ・フォルネの既製品で使用しているワニ革には、ミシシッピ・アリゲータとケイマンクロコがあります。これらは属性や特徴が異なる為、単純に革としての価値を比較することはできませんが、それぞれ「斑」と呼ばれる模様に特徴が現れています。

 アリゲータはお腹の部分の四角い斑を「竹斑」、わき腹の部分の丸い斑を「丸斑」と呼び使い分けています。竹斑は美しくそろった直線的な斑が並び、堂々とした力強さと高級感があります。丸斑は表情豊かでカジュアルにもお使いいただける柔らかい雰囲気を持っており、「竹斑」と「丸斑」どちらもそれぞれの魅力がございます。
 時計ベルトで使用しているアリゲータはわずかな面積の中でも革の美しさを表現するため、生後1年前後の斑が小さく傷の少ない子ワニを原皮として使用しています。そのため、1枚の革から製作できる時計ベルトは「竹斑」「丸斑」部分共にそれぞれ2~4本と非常に希少です。

 ケイマンクロコは全体的に骨質部が多く硬いため、カミーユ・フォルネでは顎からわき腹の丸斑部分を使用しており、アリゲータの丸斑とはまた違ったしなやかな表情を持っています。こちらも1枚から2~3本の時計ベルトしか製作することができません。
 近年ではなめしの技術が向上し、大きく育てたケイマンクロコの腹部をバッグや小物に使用した製品もありますが、カミーユ・フォルネの時計ベルトにおいては斑の大きさが出来上がりの美しさを左右するため斑が小さく柔らかい良質な革のみを仕入れています。

 革の魅力のひとつは工業製品のように均一でないところです。数ある原皮の中から厳選したものだけを使用することがカミーユ・フォルネのこだわりであり、どの素材においても美しさを重要視し、革を1枚1枚選び製品を作り続けています。それこそが創業時から培ってきた信頼を守り続けるために重要なことであると考えているからです。

 しばしば「どちらの方がより良い革なのか?」とのご質問をよくいただくアリゲータとケイマンクロコですが、どちらもカミーユ・フォルネが自信を持ってご提案できる革であり、各種取り揃えることでより様々な表情をお客様にお見せできると考えております。それぞれの革の持つ美しさを是非店頭でお確かめください。

各素材の時計ベルト詳細はこちら
アリゲータ 竹斑
アリゲータ 丸斑
ケイマンクロコ





Page up