時計ベルトについて

手縫いの芸術「クチュール・セリエ」
クチュール・セリエとは、馬具を作っていた革職人たちにより今日まで伝えられる技術です。
1本の糸の両端にそれぞれ針をつけ厚い革にステッチをかけていく技術で、このように繊細な技法で縫われるサドルステッチは、非常に丈夫なだけでなく、ひと目見てその美しさがわかるほど逸品に仕上がります。
今日でもクチュール・セリエの技法を用いて時計ベルト製作するのはカミーユ・フォルネ社をはじめとするごく限られたメゾンだけとなっています。

サイズについて

カミーユ・フォルネでは、より多くの方々のご要望にお応えできるよう、ベルトの胴元幅は10mmから22mmサイズまでございます。
胴元幅とは時計ベルトを時計本体に装着する部分のサイズ(A)を指し、美錠幅とはベルトの美錠サイズ(B)を指します。

メンズ仕様
胴元幅が16mm以上のものでベルトの長さが115mm/75mmのもの

レディス仕様
胴元幅が15mmまでのものでベルトの長さが105mm/70mmのもの

※一部のカラーに16mm以上でレディス仕様があります。

それぞれの胴元幅に対応する美錠サイズは下の表の通りです。

ベルト幅(mm) 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
美錠幅(標準) 8 10 12 14 16 18
美錠幅 - - - - - - - 16 - 18 - -

ベルトの厚み
カミーユ・フォルネの時計ベルトには、主にメンズモデルに採用される「ボンベタイプ(最大4.5mm厚)」と、一部の素材やレディスモデルに採用される「フラットタイプ(標準2mm厚)」があります。

裏材

カミーユ・フォルネの時計ベルトには、3種類の裏材があります。お客様の好みや使用方法に合わせてお選びいただけます。

CALF - SWEAT MODEL(カーフ・スエット モデル)
裏側にカーフをラバーコーティングした「カウチュ」という特別な素材を使用しています。
ベルトの裏側には縫い目を出さない仕様のため、表ベルトへ汗の染み込みを抑えられる耐汗性に優れたストラップです。

ALSAVEL MODEL(アルサベル モデル)
裏材に「アルサベル」という上質な仔牛の革が使用された革の素材感を楽しめるストラップです。
表面にコーティングを施していないため通気性・吸湿性に優れ、肌への負担を最小限に抑えることができます。

ベルトの取り付けについて

HABILLER(アビエ)※アビエとは、フランス語で「着替える」という意味です。

カミーユ・フォルネでは、2004年より時計ベルトのすべてのコレクションに『アビエ』システムを導入しています。
『アビエベルト』は、時計ベルトのバネ棒に小さな「ツメ」をつけることで特別な工具を使わずに、どなたでも簡単にベルトの交換ができる画期的なシステムです。
このシステムによって、素材やカラーが違うベルトでお持ちの腕時計を一層楽しんで頂けます。

この画期的なシステムにより時計好きな方だけでなく、女性にも”アクセサリー感覚”で時計ベルトの素材やカラーバリエーションをお楽しみ頂けるようになりました。
最近では、ファッションと時計ベルトのコーディネートはトレンドの域を越え、もはや常識となりつつあります。

カミーユ・フォルネは、革製時計ベルトのパイオニアとしてより生活に密着した、『アビエ時計ベルト』をご提案いたします。

既存のベルトの外し方

ここでは既存のベルトを外す方法をご紹介します。専用工具が必要です。

時計のラグに穴がある場合

  1. 1. 矢印の箇所に穴が開いているか確認します。ルーペなどを使ってあらかじめ汚れや傷などを確認しておきましょう。
  2. 2. 穴の中に工具の先端を入れます。小さい穴のため、先端を入れるとき穴のまわりに傷がつかないよう注意して下さい。
  3. 3. 時計を固定し、工具で穴の中にあるバネ棒を押し下げます。バネ棒が縮み、革ベルトを取り外せる長さになります。
  4. 4. 指で革ベルトを軽く手前に押し、縮んだバネ棒の先端を穴から外します。

時計のラグに穴がない場合

  1. 1. 矢印の箇所に穴が開いていないタイプのラグです。
  2. 2. 革ベルトを少し縮めてバネ棒をチェックします。ルーペなどを使ってバネ棒に工具の先端を引っ掛ける段差があることを確認します。
  3. 3. 時計を固定し、工具でバネ棒の引っ掛けの部分を押し下げます。バネ棒が縮み、革ベルトを取り外せる長さになります。指で革ベルトを軽く手前に押し、縮んだバネ棒の先端を穴から外します。
  4. 4. 時計に傷がつかないようにゆっくり革ベルトを外します。このとき伸縮性の強いバネ棒は飛んでいってしまう場合があるので、注意して作業してください。

美錠(バックル)の付け替え

時計の美錠(バックル)を新しいベルトに取り付ける方法です。専用工具が必要です。

今お使いの時計の美錠(バックル)を革ベルトから外す方法

  1. 1. 革ベルトを固定し工具の先端をバックル側面の穴に押し込みます。小さな穴のため、先端を入れるとき穴のまわりに傷がつかいなよう注意して下さい。
  2. 2. バネ棒が縮み、革ベルトを取り外せる長さになります。縮んだバネ棒の先端を穴から外します。美錠(バックル)に傷がつかないようゆっくりと作業を行います。
  3. 3. コの字型の美錠(バックル)本体が外れたら、革ベルトから工具の先端を使ってバネ棒を押し出します。このとき一緒につく棒が外れます。
  4. 4. 外した3つのパーツは、写真左からバネ棒、つく棒、本体で構成されています。

今お使いの時計の美錠(バックル)を新しい革ベルトに取付ける方法

  1. 1. 新しい革ベルトにつく棒をセットし、バネ棒を入れます。つく棒は曲がった先端が下向きになるように取付けましょう。
  2. 2. バックルの片面の穴にバネ棒の片側を入れ、反対側の先端部分を工具の先端(二股になっている方)を使って引っ掛けます。
  3. 3. その状態でバネ棒を押し下げて縮ませベルトとバックルの間に入れ込みます。多くの場合、バックルの穴にバネ棒が入るとカチッと音がしてバネが伸びますので目安としてください。
  4. 4. 取付けられた後は必ず正常に取付けられているか、バックルを引っ張るなどして確認を行ってください。

ディプロイメント・バックル(Dバックル)
カミーユ・フォルネはもちろんの事、標準仕様であればどちらのメーカーの時計ベルトであっても装着が可能な上、
ご自分の手首のサイズに合わせて自由に長さを調節することができます。
両側から均等に折りたたむタイプのバックルで、美錠の代わりにお使いいただけます。
腕に着けたときの装着感がよく留め具がちょうど手首の中央にくるため、手首の細い方にもご満足いただける製品です。
また美錠にベルトを出し入れする必要がないため、剣先側のベルトが痛みにくいというメリットもあります。腕時計の装着が簡単にできるだけでなく、
着け外しの度にベルトを折り曲げる必要がなくなるため革の傷みを最小限におさえることができるというメリットがございます。 ステンレススティール製と金メッキ(10μ)の2タイプをご用意しました。


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